フェイクビンテージウッドの床材製作【大阪で古材リフォーム】

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フェイクビンテージウッドの床材製作【大阪で古材リフォーム】

2020/10/02

フェイクビンテージウッドの床材製作【大阪で古材リフォーム】

床材などで使用されることの多いサネ付きの板材。板材の木端や木口にオスメス(凸凹)の欠き込みが施され、

この部分に釘を打って構造物と固定しながら、次の板をオスメスが噛合うように敷き詰めていきます。

通常の四角い板材でなくサネ付きを使用するのは、板材を固定する釘が表に出て引っ掛かることを防ぐ目的や、

施工後に板が反る事を防ぐ目的のほか、接着剤を使う際はそれが溜まるスペースとして役立ちます。

今回は約100㎡分の製作作業をしました。

 

山積みのフローリング材 これで約100㎡分

横から見ると幾何学模様がカッコイイ!?

実はサネ付きと一言で言ってもいくつか種類があり、本実(ほんざね)加工や合いじゃくり加工などがあります。

今回は床面での使用なので、それに適した本実加工の板材を使います。

凸部分を雄実(おざね)凹部分を雌実(めざね)といい、雌雄を組んだ際に表面が隙間なく合わさる突き付けのも

のが主流です。

 

雄実(おざね) サネ加工材のオス(凸)側

雌実(めざね) サネ加工のメス(凹)側

本実加工の突き付け材を実際に接合したのが下の画像。

この使用によって、空調などで温度や湿度の変化で反ったり捻じれる無垢材の(床材使用に際しての)欠点を

なくすことが出来ます。左右の板同士がお互いに制御し合う仕組み、よく考えられてますね。

無垢材は左右の伸縮も想定さrますが、このサネ加工品なら下地が見えることはありません。

本実加工(突き付け)の接合前

本実加工(突き付け)の接合後 表面に隙間なくピッタリ

表面の仕上がりイメージ①

表面の仕上がりイメージ②

製作はブレットジャパン定番商品のフェイクビンテージウッドの加工工程で進めます。

今回は約100㎡分ということで、枚数換算だと約1.8メートルの板を300枚以上!

枚数が増えても全て手作業で、材の選別からエイジング加工まで丁寧に行います。

製作風景① 材の選別

製作風景② サンディング

1次乾燥中の板材

こっちは2次乾燥中

製作が終わると梱包発送工程に。

配送方法(路線便かチャーター便かなど)や商品の性格に応じて、適正な梱包をしていきます。

今回は現場で手運び出来るサイズの個包装をしたうえで、チャーター用の荷姿に。

後は出荷を待つだけです。

梱包作業

今回の100㎡分の荷姿はこんな感じ

今回使用した商品の参考価格は

 

SPF材(サネ加工) 2方向本実加工品

パイン材 (厚み)17mm ×(幅)170mm ×(長さ)1830mm ラスティックパイン特注色 ¥8,500/㎡(¥2,644/枚)

 

色はWebサイト掲載の各色から選べ、1枚からご購入頂けます。

(サネ付きなので1枚だとサネの出番無しですが。。。)

気になった方は是非一度お問い合せください。

ショールームでは実際の商品を見て触れて、ご相談頂く事も可能です。

 

 

 

 

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