ヘリンボーンのオシャレな腰壁をフェイクビンテージウッドで【大阪で古材リフォーム】
2020/07/17
ヘリンボーンのオシャレな腰壁を製作【大阪で古材リフォーム】
突然ですが、ヘリンボーンという言葉をご存じでしょうか?
模様を表すherringboneは英語で、この模様が開きにした魚の骨に似る形状から、
herring(ニシン)のbone(骨)でヘリンボーンとなったそうです。(wikipediaより)
ふたつの長方形をV字形に連続して並べたこの模様を採用した壁面は、
オシャレな空間演出に最適な施工方法として、様々な空間に取り入れられています。
今回はカウンターの腰壁用に、フェイクビンテージウッドで壁面パネルを製作しました。
採用した部材はラスティックパイン、アンティークブラウン、ライトブラウン、エイジングホワイトの4種。
上の写真のような単色(写真は古材のフェンスウッド無塗装)もクールでカッコイイ印象に仕上がりますが、
今回はブラウン系の濃淡のある中にアクセントでエイジングホワイトを入れて、少しポップな印象を目指します。
まずは各色の部材製作から。
部材が揃ったら接合工程に移ります。
背板となるベース材を用意し、予め決めた位置に1枚づつビス打ち固定するのが一番簡単な施工方法ですが、
今回は表裏共にビス穴が見えない仕上がりのご依頼でしたので、先にヘリンボーンの部材同士をビスケット接合でつなぎ、
一枚板に仕上げたものをベース材と接着する工法となりました。
このままでもテーブル脚をつければデザインチックなダイニングテーブルに出来そうですが、
今回は受注商品ですので、指定サイズにカットしてパネルに仕上げます。
ここまでに結構手が掛かっている分、カットサイズやカットラインを失敗すると、、
と緊張感を持ちながらのハンドカット。 無事、やり直し無しで行けました。(笑)
今回はカウンターの腰壁用のものを3分割で製作しました。
3枚並べるとヘリンボーンの柄が完成し、全体の印象も豪華且つ引き締まって見えます。
3枚のうち真ん中のパネルはスイング扉になるため、金具等の設置位置の関係で、
画像ではヘリンボーン柄が少しズレて見えますが、施工時には解消しますのでご心配なく。
今回はヘリンボーン柄に組み上げた状態での納品となりましたが、
柄を構成する部材を板材の状態で購入し、ご自身で施工する事ももちろん可能です。
部材の色構成もご自由にお選び頂けますので、ご自宅のDIYなどにもオススメですよ。
なお、ヘリンボーン柄での施工は、シンプルな縦貼り横貼りと比べて、
どうしても部材のロスが多めに出てしまいます。
端材の活用法もいろいろとありますが、ご注文時にはご考慮ください。
ヘリンボーンパネルの参考価格は下記
・不燃パイン材パネル(フェイクビンテージウッド)
サイズ (厚み)30mm × (幅)625mm ×(高さ)900mm 46,000円+税
(厚み)30mm × (幅)753mm ×(高さ)970mm 48,000円+税
※不燃加工が必要ない場合はSPF材での製作となり、上記サイズで22,000円+税~
また、接合不要の場合はフェイクビンテージウッドの各商品の価格となります。
フェイクビンテージウッド(SPF材)
(厚み)19mm × (幅)140mm ×(高さ)1830mm 1,950円+税
※上記以外のサイズも対応可能です
フェイクビンテージウッド(不燃パイン材)(不燃認定番号NM-0750)
(厚み)18mm × (幅)135mm ×(高さ)2000mm 5,130円+税
今回はフェイクビンテージウッドでの製作でしたが、ヘリンボーン柄は弊社取り扱いのどの板材でも
対応可能ですので、お気軽にご相談ください。