アメリカ古材を使ったスタイリッシュなBarカウンター【大阪で古材リフォーム】
2020/11/06
アメリカ古材を使ったスタイリッシュなBarカウンター【大阪で古材リフォーム】
バーテンダーと共にBarの一等地に陣取って、そのお店の雰囲気を支配するのがバーカウンター。
カウンター越しにずらりとボトルが並び、バーテンダーがかっこ良く立ち振る舞うバーカウンターは、
着席タイプでもスタンディングでも、お店ごとのこだわりが伺えて気分が上がります。
今回のご依頼は、アメリカ古材を使ったスタイリッシュなバーカウンターの製作と施工。
その様子をご紹介します。
使用する材はカウンタートップに厚み2インチ(約50mm)の古材(オールドランバーツーバイボード)、
腰壁にフェンスウッドのドレスボード(半割材)。
倉庫のストックから相性の良い組み合わせを選別して加工していきます。
カウンタートップは面取り合わせのため接合面のフィット感や厚みのバランスが良い物を、腰壁はグレー系
で揃えながらも微妙に異なる色味を組み合わせてクールな雰囲気を目指しました。
今回のカウンタートップのように、人の手が頻繁に触れる事が想定されるケースでは、サンディングも
自分の手で触れて確認しながら念入りに進めます。また、塗料によって毛羽立ちがコーティングされる為、
手触りが格段に良くなります。
定尺古材のフェンスウッド・ドレスボードは、貼り方で印象も変わってきます。
今回は横のラインを揃えながら継ぎ目は互い違いにする事で締まった雰囲気に。
樹種や風化具合などで微妙に色やテクスチャーが異なるので、仮置きで全体の
バランスを何度も確認しながら、パズルゲームのように作業を進めていきます。
普段はご依頼を受けた商品を加工した後は部材として配送し、現場で施工業者さんが
施工を担当することになるのですが、今回は弊社社長が懇意にさせて頂いているお客様の
会社内への設置の為、施工まで対応させて頂きました。
現場でスムーズに施工出来るように、各部材を取り付ける骨組みなども持ち運べるサイズで
組立ててから持ち込みます。
現場では施工時間も限られるので、揃った部材を仮組みして各サイズの調整などをします。
部材がすべて整ったら、いざ現場へ。
バーカウンターの設置エリアはまだ施工中ではありましたが、床や壁、天井にはルーバーと照明が既に
設置されていて、とてもオシャレな空間です。そんなエリアの一等地に古材で組んだカウンターが設置
されると思うと、施工前から僕らもテンション上がっちゃいました。
無事施工完了させて頂きました。
今回製作したバーカウンターの参考価格は、、、
・カウンタートップ(オールドランバーツーバイボード2枚継ぎ)クリア塗装 木口カスガイ接合
サイズ (厚み)50mm ×(奥行)400mm ×(幅)3000mm 1セット
・フットレスト(フェイクビンテージウッド)アンティークブラウン
サイズ (厚み)105mm ×(奥行)180mm ×(幅)3000mm 1本
・カウンターベース(SPF材構造製作+ドレスボード腰壁)
サイズ (高さ)1100mm ×(奥行)300mm ×(幅)1450mm 2台
150,000+税
ポストコロナとかwithコロナと言われるこれからの時代を見据えて、福利厚生の目的であったり
職場環境の見直しを進める企業も増えてきているようにも感じます。
古材を含む木材は、その表情や質感自体が癒しの効果もあるので、社内の一角やリモートワーク
の環境に取り入れる事で、仕事の効率化や気持ちの切り替えの一躍を担ってくれるかもしれません。
今回ご紹介したバーカウンターに限らず、PCデスクやラックなどの特注家具なども製作可能です。
気になった方はお気軽にご相談くださいね。